不具合が出た

また不具合をだしてしまった。
今回の原因は、

  • 試験が未完了
  • 相談ができてない
  • DRが不十分
  • 机上デバッグが不十分

だった。

試験が未完了

なぜ試験が未完了のまま出したのか。
それは時間が足りなかったから。

時間が足りないのをなぜ言わなかったのか。
言ってもスケジュールを伸ばしてもらえるとは思わなかったから。

最低だが、こんな所。
またこの時は相談するという選択肢が自分には無かった。

ただ、報告はするべきだったと思う。
報告をしておけば、顧客も状況はわかっていただろうし。
こっちとしても報告はしているから、最低限の事はできていることになる。

相談ができてない

相談ができてないというか相談しなかった。
相談しても無駄だと思ったから。
相談しても原因の追及やなんとか間に合わせろとしか言われないと思ったから。

今までは相談しても「どうすんの?」とか「それでいけるの?」としか返ってこなかった。
それを聞きたくて相談してるのに、「どうしてそんなこと起きてるの!?」と聞かれ、問題が解決せず、方向性も定まらず、ただ、時間が過ぎていくだけだった。

原因の追及を批判しているわけじゃない。
原因を見つけ、解決策を見つけるのは大事。

ただ、切羽詰まってるのに問題を先に解決せず、原因を追及するのは間違ってると思う。
後で対策をじっくり考えた方がマシ。

それができないから相談しなかった。

DRが不十分

これも時間がないといえば時間がなかったからだが、これは客も悪いと言える。

ただ、最近他のDRで思い込みや不具合を発見でき、DRをするのは非常に有効だと思った。

客がやってくれなくても、社内でできないか調整を考えてみる。

机上デバッグが不十分

今までは机上デバッグを頭の中だけで考えていた。

じっくりやると時間がかかるため。
でもこれも、じっくりやれば解決できるのはわかった。
やり方は下記の通り。

  1. Excelにシンボル名を貼り付ける
  2. シンボル名の隣に実際の値を記述する
  3. コード通りに値を変えていく

これで、漏れを防ぐ事が可能だとわかった。

やっぱり実際に値を見てやらないとわからない。


また、試験の方法としては、

  1. 要求仕様から試験のパターンをExcelに書く。数値も記述する。
  2. 表と要求仕様の目的があっているか確認。
  3. 単体試験を実施し、表通りに動いているか確認。

これで、表の漏れが防げる。

後はコードをフローとしてイメージすると良いかもしれない。

まとめ

時間が無い。
それで、試験やDRをサボった結果、不具合を出す。

時間がなければ、相談すればいいじゃないか。

それができなかった。いや、しようとしなかった。
今までは相談しても解決へ近づいたことが無かったから。

でも、今は上司が変わったおかげで、相談したほうが解決に近くなることがわかった。
方向性を定めることが大事ということもわかった。
きちんと報告するべき意味もわかった。

そういう意味で今回は失敗して正解だったと思う。